写真いろいろ

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Googleマップで見たディエンビエンフーは山に囲まれた盆地でした。隣りはラオス。広域地図で見ると山奥の一点にすぎませんが、バイクで走ると高知平野より広いのではないかと。何でフランス人は遠く故国を離れこんな僻遠の地までと思っていましたが、理由がちょっとだけ分かったような気がしました。

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ホテルの7階から見たディエンビエンフー

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ディエンビエンフーの農地。バイクの座席にお昼ご飯の粽(チマキ)。霞む山々の稜線がラオスとの国境。

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標高1000mほどの峠から見た棚田

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刈り入れを終えたばかりの棚田。
高知の山奥梼原町で棚田を借り、田植えから稲刈りまでひと通りやってみたので山の斜面で採れるお米の価値がどんなものかは大体わかるようになりました。消費期限を超えたコンビニのお握りがどこへ行くかを考えたら切なくなります。


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ひとり旅、やはりバイクが🛵

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旅先で交通事故だなんて愚の骨頂だから死んでもバイクには乗るものかと決めていたのですが、ディエンビエンフーに来て気が変わりました。


ハノイではバイクを運転しようという気になれなかったのですが、山の向こうはラオスという田舎街なら交通量は知れてるし、バイクなしでは旅の効率が悪いので道端のバイク屋を物色しました。店主はベトナム語しか話さないので身振り手振りで交渉する他ありません。

通常レンタルバイクは信用代わりにパスポートを置くか、デポジットとして相応の金額を渡します。タイで借りた時には人質に^^ 1万円ほど残しました。

台湾は厳しくて国際免許とは別の書類が要ります。ダメなものはダメと頑として受け付けないのは事故が多く国からの指導があるからでしょう。しかし不思議なことに電動バイクなら構わないそうで南部原発のある恒春では、絶対なくすなよと念を押し、パスポートを渡して走りました。

吉野フェローの大発明後リチウム電池はどんどん進化し、おっと電気モーターでここまで引っ張るかよと感動するほどのトルクを得ましたが、所詮電池は電池でしかなく人里離れた所で充電するわけにもいかないので問題はあります。

日本では(何かの思惑があって)電動バイクは世に出ませんが、いま台湾、ベトナムpm2.5のChina大陸でも政府主導で電動バイクの普及が始まったようです。


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ひとり旅、プロペラ機

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まんまとやられた。この予約表はウソに違いないと思い込み詐欺師と別れた晩は寝つきが悪かったのですが、ノイバイ空港のドメスティックに並んだら事もなくokでした。


先入観で人を疑うものではないなと反省し、これで何杯目かのフォーで心を落ち着かせて飛行機に乗りました。過剰なお手当てをぼったくられたことは間違いないのですが、ま航空券の定価なんてあってないようなものだし、これも旅の一興だと自分を宥めたことでした。

バスではなく飛行機にしたのは空から見た山の地形がどうであるかを見たかったからです。が残念ながら大地は雲の下でした。

降りるときに見えたディエンビエンフーの写真を添付します。ここが対仏戦争の最終会戦地です。ベトナム人にとっては勝利の地でありフランス軍にとっては屈辱の大地です。

朝の食堂で隣の席のフランス語を聞きながら


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ひとり旅、詐欺師→改稿Bottakuri

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ハノイの道端で出会ったBottakuriの口車に乗せられバイクの後ろに乗っかって名所まわりをしているうちに「実は国境の町に行きたいんだけどどこで切符を買えばよいか分からない」という話をしどろもどろのエーゴで喋ったら彼にわかに目を輝かし汽車バス飛行機の手配とカネの説明をしてくれました。カネは出せ、オレに任せろってわけです。


片言の日本語を使いやたら親切な人と出会ったら相手は100%詐欺師ないしBottakuriである。その手口はこうだと地球の歩き方2015年版には他に類例を見ないほど事細かくしつこく書かれています。

結論を言えば、如何なる人間もぼったくりに会わずしてベトナムを出ることは不可能だそうです。

だったら街角で声をかけられて逃げ回るより詐欺師と上手に付き合った方がマシだというのがぼくのやり方ではありますが、

今回のトモダチはバイクを運転しながら行き交う美女を見るたびに後ろのオレを振り向き日本語の下ネタで冗談を言うのでした。

危ねえからしっかり前を見ろと左手で奴のベルトを握り右手で後部座席を掴んでテキトーに話を合わせながら下ネタ野郎の日本語をチェックしたら両手の指は折れねえなという程度の語彙力でした。「おんなオモシロイ安い高い日本のおかね」あと忘れました(^^

その日本語に中学生くらいの英語を混ぜて仕事してんだからこのヒトもご苦労な渡世をしてるのだろうなと名所より奴のことが気になりました。

で結論を言えば、ハノイディエンビエンフー行きの飛行機の手配を頼み日本円で1万払って代理店に向かったのは良いのですが、ドタバタしている間に彼はカネとパスポートと持って一人で外へ出ました。

とりわけパスポートは旅人の命だからこれ絶対にやってはいけないことです。彼はぼくのパスポートを使ってどこかで1万円を両替し(それなりにぼったくっりはず)笑顔で戻ってきたからよかったのですが、もしも奴にドロンされてたらどうなっていたか、考えるだけで寒気がしました。ここはベトナム北朝鮮とも仲の良い社会主義国です。日本の感覚でいるとヤバいんだろうなと、、191019

 

 追記

タイ在住の友人から「それは詐欺師とは言わない。致命傷にならない限りぼったくられてもよいではないか」というメールが届きました。言われてみればその通り、完全なダマシでなければ多少の出費は旅の一興なわけです。ぼったくり屋さんを支える情熱は利益の更なる追加であり、そのためにサービス技術を磨くのであれば双方にとってWin Winの関係が成立します。それは資本主義の理念に合致しているわけでもあり、かたいことはなしってことでハノイからの帰路 Thank you. I love Hanoi ! とメールを送ったら  Great ! See you again.という返信に彼と並んで撮った写真が添えられていました。俄かベトナムファンになってしまったので次回また彼のホンダに乗せてもらうことになりそうです。

191205記

 

 

 

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ひとり旅、バイク

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ハノイのバイクはキビナゴの群れに似ていると言っても何のことかわからないでしょう。珊瑚の海で泳いでいると突然あらわれた大きな黒い塊が伸びたり縮んだりしながら止まるかと思えば急に向きを変えて消えます。黒い塊はキビナゴの集まりなのだけれど個体が細胞となってひとつの巨大な生き物を形成しているかのようです。


ハノイの朝は夜明けとともにバイクが立ち上がり群れとなりキビナゴのような集団を形成して道路を埋めます。この国にもお上が決めた交通ルールはありますが本当のルールは各自が作るのです。一応右側通行なのだけれど混んでくるとバイクは左に空白があれば迷わず進みます。

たまに信号機があっても赤だから必ず停まるわけでもありません。そもそも信号機はバイクの自然な流れを阻害する存在だから数が少なく、交差点は渋谷の歩行者天国のごとくホンダとヤマハが入り乱れ行方定めぬ混沌世界が示現します。

それでも微妙なルールはあるらしく道を渡ろうとして渡れない日本人(ぼく)を置き去りにし、土地の人は平気な顔でバイクの川を横切ります。そこには個々のヒトが発する気の流れが存在し、バイクは歩行者の気を読み歩行者は気の空隙を縫って進むのでしょう。日本みたいに頭で考える交通ルールとは違いますね。

幸いぼくは少林寺拳法5級だか4級だかの腕前なので八方目というワザを習いました。目は前方に固定し左右の敵に気を配るという悟空がナメック星で見せたあのワザですね。あれを思い出したので今は交通のゆるい道なら何とか渡れるようになりました。

自我を主張しても所詮ヒトは集団の一部です。宿毛湾のキビナゴのように長い物には巻かれて生きる無我の境地に達したのでしたチョン(これ拍子木よ)


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ひとり旅、ハノイのフランス

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ここはハノイの中心地、軍事博物館に隣接したカフェにいます。

巨樹の緑が大きな天井を作り、その下に赤いパラソルがいっぱい咲いて善男善女が楽しくお喋りしています。

そうここは元フランスなのです。

みなさん暇そうなのはここがツーリストの溜まり場だからでしょう。


コーヒー味のパフェとバナナのケーキを頼んだら78,000→滞在3日目にしてまだドンが円に見えるので思わずどん引きしますが、00を消して2で割ったら390円だから安いのか高いのかよく分かりません。

帳場の女の子が笑顔を作って
ニイハオって挨拶してくれました
コンニチハの国なんだけど^^;

ベトナムを訪ねる観光客の
1番がChinese
2番がKorean
3番にJapaneseがきて
白人はその次だそうです。

耳に入るのは英語フランス語China語Korea語日本語よくわからない白人語、
いつも賑やかなChina人は別格として皆さん静かに話されるので耳で国籍を判断するのは難しいです。

 

この段で言いたいのは、

1883年にフランスが植民地化
1940年に日本が侵入
1945年フランスが再侵入
1954年フランス敗退
1965年ベトナム戦争
1975年ベトナム戦争終結
1979年中越戦争
1989年中国撤収

日本の歴史を当てはめれば明治大正昭和にわたり百年以上も続く戦乱の中でベトナムは大国相手に戦いまくってきました。

アジアで欧米の支配を受けなかったのは日本とタイだけ。

タイは政治力で日本は武力で独立を確保しました。

 

短い言葉で歴史を語ることは危険ですが、敢えて申せばベトナム🇻🇳って根性あるわと思うわけです。

 

101017



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ひとり旅、coconut椰子🌴

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むかしタイ南部を歩いたとき道端で山盛りにされたココナッツ椰子の果汁を飲んでファンになりました。

ポカリスウェットをやや濃くしたような天然ジュースをストローでチューチューしたあと柄の長いスプーンで内側の胚乳を剥ぎ取るとこりこりして爽やかな味がします。

iPhone白タイプのような嫌味のない乳白色は目も楽しませてくれるので三拍子揃った南の国の贈り物ですね。

なお道端の果物屋でドリアンを山積みにしていたので後日挑戦します。こいつは味は絶品だけども臭いが強烈でホテルに持ち込むと嫌がられます。

買う前に食べる場所を探しておかねばならないという厄介な果物ですが、これを食べずに死んでしまう奴は何のために生まれてきたのか分からないのだそうです。

 

191016

 

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