ベトナム

ひとり旅 ディエンビエンフーの山村

刈り入れを終えた棚田 ひと気のない峠で少女と出くわした。下の棚田を指さし身振り手振りで「お父は刈り入れの算段をしている」と言う。指で○と×を作ってok?と問うたら笑顔で振り向いたのでシャッターを切らせてもらった。遠くてよく見えないが写真を広げる…

ひとり旅 森のバイク

ディエンビエンフーの町が標高400m強だからここは1000mほどの峠。山の細道はバイク専用道である。 町のバイクは子どもを3人も乗せるが、 山のバイクは大きな荷物を運ぶ 二輪が踏みしめた幹線は歩くにはよいが車は通れない。 道の向こうに子どもが見えた。バ…

ひとり旅、ディエンビエンフーの子どもたち

191018道端で買った砂糖黍と湯掻いたピーナッツをお弁当にして、 ガードレールの代りに樹が植わった道を走り、 緑に包まれた村を越え、 所々に稲穂が残る秋の山を上ると、 水牛と赤牛が稲の茎を食んでいた。 初めてディエンビエンフーの農地に入ったとき刈ら…

ひとり旅 これで終わりのハノイのご飯

道端レストラン最後のご飯はチャーハンです長粒米を強火で炒めてシャキパリッとしてます sakaesukemura.hatenablog.com

ひとり旅、ハロン湾

旅の締めに世界遺産のハロン湾ツァーに参加しました。負んぶに抱っこの1日旅はとても楽なはずでしたが、参加者の国籍はインド、フランス、メキシコ、ベトナム、コロンビア、オーストラリア、ニュージーランド、日本はぼく一人、ガイドはアメリカ育ちのベトナ…

ひとり旅、pm2.5

晴れているのに青空が見えない。霧でも靄でもないのに遠くが霞む。サパ→ラオカイ →ハノイへ向かうバスの中で何か変だぞと思ってましたが、これが噂のpm2.5なんだと得心しました。高知で言えば年に何度か見られる強い春霞のような状態です。黄砂とpm2.5が一緒…

ひとり旅、昭和30年代の農業

空から見たディエンビエンフーの農地は大面積に区画され、きれいな田の字が並んでいるから、ひょっとすると大型機械で近代農業をやっているのかなと思いましたが、バイクで走ってみると全然ちがい、ぼくの記憶にはっきり残る昭和30年代の農業なのでした。田…

ひとり旅、長距離バス

これはカプセルホテルではなく中国国境のラオカイ からハノイへ向かう長距離バスです。左右に20のコンバートメントがあり身長170のぼくはギリギリ足を伸ばせますが大谷翔平くんには厳しいでしょう。5時間走って1700円だからリーズナブルです。ハノイのサギシ…

ひとり旅、フランスパン

ラオカイでやっとこさバスターミナルを見つけ1800円の豪華ホテルを朝早く出たら道端で屋台のパン屋さんに出くわしました。フランスパンに具を挟んでサンドイッチにするのはフランス人がベトナムに残したちょっとした文化です。焼きたて卵にソーセージと野菜…

ひとり旅、棚田

標高1500mのサパから中国国境の街ラオカイ に向けて公共バスに揺られ一気に下ると途中の山肌に延々と見事な横縞が描かれていました。山の斜面に棚田を作れば微かな膨らみにノコギリの歯が刻まれるわけで、金星の横縞を密にするか、土星の輪っかを取り外せば…

ひとり旅、これがホントのパイプ煙草

昼飯を食った後でバスの運転手さんは何をしているかというと煙草を吸っているのです。吸わずに吹いたら楽器になりそうな吸引具で深呼吸してブファッと吐くといい気持ちになるようです。アレにも使えそうだから日本ならお巡りさんが飛んでくるかも、、ぼくは…

ひとり旅、サパ

6人乗りのFordに乗って標高2000mの峠を越え1500mのサパに着きました。朝の6時半に出て着いたのが2時過ぎだから正味8時間。曲がりだらけの道をスピード落とさずハンドル切るので腰にきました。日が落ちると寒くてリュックにUNIQLOのダウンを入れてたのは大正…

ひとり旅、旅の物価

観光のおカネは寝る食べる動くの3つです。フツーにベトナムを歩いて宿代2〜3000円+飯代1000円+足代1000円=5000円/日くらいのものです。今泊まっているホテルは広々としたお部屋にダブルベットがでんと置かれた快適な空間ですが朝食付きで2500円ほどです。…

ホテルのコーヒー

ベトナムのコーヒー生産量はブラジルに次ぐ世界2位そうです。地球規模でコーヒー栽培が拡大しているらしく、作れば売れる時代には熱狂の中で大規模投資が行われますが、そろそろピークを打ったのではないか、すると残された大地はどうなるか、広大な面積で単…

写真いろいろ

Googleマップで見たディエンビエンフーは山に囲まれた盆地でした。隣りはラオス。広域地図で見ると山奥の一点にすぎませんが、バイクで走ると高知平野より広いのではないかと。何でフランス人は遠く故国を離れこんな僻遠の地までと思っていましたが、理由が…

ひとり旅、やはりバイクが🛵

旅先で交通事故だなんて愚の骨頂だから死んでもバイクには乗るものかと決めていたのですが、ディエンビエンフーに来て気が変わりました。ハノイではバイクを運転しようという気になれなかったのですが、山の向こうはラオスという田舎街なら交通量は知れてる…

ひとり旅、プロペラ機

まんまとやられた。この予約表はウソに違いないと思い込み詐欺師と別れた晩は寝つきが悪かったのですが、ノイバイ空港のドメスティックに並んだら事もなくokでした。先入観で人を疑うものではないなと反省し、これで何杯目かのフォーで心を落ち着かせて飛行…

ひとり旅、詐欺師→改稿Bottakuri

ハノイの道端で出会ったBottakuriの口車に乗せられバイクの後ろに乗っかって名所まわりをしているうちに「実は国境の町に行きたいんだけどどこで切符を買えばよいか分からない」という話をしどろもどろのエーゴで喋ったら彼にわかに目を輝かし汽車バス飛行機…

ひとり旅、バイク

ハノイのバイクはキビナゴの群れに似ていると言っても何のことかわからないでしょう。珊瑚の海で泳いでいると突然あらわれた大きな黒い塊が伸びたり縮んだりしながら止まるかと思えば急に向きを変えて消えます。黒い塊はキビナゴの集まりなのだけれど個体が…

ひとり旅、ハノイのフランス

ここはハノイの中心地、軍事博物館に隣接したカフェにいます。 巨樹の緑が大きな天井を作り、その下に赤いパラソルがいっぱい咲いて善男善女が楽しくお喋りしています。 そうここは元フランスなのです。 みなさん暇そうなのはここがツーリストの溜まり場だか…

ひとり旅、coconut椰子🌴

むかしタイ南部を歩いたとき道端で山盛りにされたココナッツ椰子の果汁を飲んでファンになりました。 ポカリスウェットをやや濃くしたような天然ジュースをストローでチューチューしたあと柄の長いスプーンで内側の胚乳を剥ぎ取るとこりこりして爽やかな味が…

ひとり旅、おかね

困るのが支払いでVND(ベトナムドン)は日本円の200分の1ですから算数に弱いと大変です。 でどうするかというと0が一杯並んだお品書きから00を消して2で割ると答えがでます。 なんだ簡単なことじゃんと思っていたら、こちらの人は000を消して残りの数字を書…

ひとり旅、フォー

ベトナムといえばフォーと聞いていたので取り敢えず2食試しました。 薄味のスープにきしめんの子どもみたいなのが沈み、好みでチキン、ポーク、ビーフが入ります。 ノイバイ空港のレストランではハーブと唐辛子の小片が添えられていました。 原料は米粉だか…